晩年の小生にとって、テレビBSの報道番組や評論番組がスポーツ生放送とともに興味引く番組であるが、このところ、隣国である韓国との関係悪化にちなんだニュースを見る機会が多い。どうして日韓がこにような悪化した関係になるのか、自分なりに考えようとするが、しっかりとした答えは見つからない、日本書紀を紐解くと、西暦300年から600年くらいの時代、我が国と朝鮮半島の国々とのやり取りや関係に費やされているページが多いのであるが、私の印象は、朝鮮半島は古来から、ひとつのまとまった国でなく、3つから2つの分割された国家運営をしてきている、ということ。そして、その国それぞれが日本との関係を異なった内容で築いてきた、ということ、そんなことなどを感じさせられる。すなわち、任那や百済は親日的であるが、新羅や高句麗は反日的である、ということ。今日の朝鮮半島の人々もまた、親日的な方と反日的な方とに二分されるように思われる。