世間ではこのところ「終活」なる言葉が流行っている。要するに、人生の締めくくりをうまくやりおおせるノウハウである。不動産屋の端くれである小生としては、相続のことや、老後の経済的対策などの相談などが大きなビジネスチャンスであることは否が応でも承知している。
しかし、ここではそんなことはうっちゃっておいて、私自身の終活への思いを簡単な詩に託した、自由気ままな詩を作ってみた、
「もしも私にまだ歌を聴く力があるのなら、伊藤君子の歌を聴かせてくれ、もしも私にまだ本を読む力が残っているなら、奥の細道を読もう、もしも私に絵を見る力があるのなら、東山魁夷の作品を眺めていたい、もしも私にまだ歩く力があるのなら、田んぼのあぜ道を歩こうと思う、もしも私にまだ愛する力があるのなら、古い友に会いに行こう、もしも私に話をする力が残っているなら、その力は押さえておこう、」
「