この国に住まう人々の心のふるさとであり、今日においてなお、この国の古代の風情を保存している地域のひとつである明日香村での民泊計画を進めています。古民家を買取り、それを改装して非常に小規模の宿泊事業を来年の春、または秋ごろに始める予定。明日香村では、目下、長谷工の社長の肝いりで宿泊事業のための改築が行われていますし、星野リゾートも数年後に進出する計画を持っています。コロナショック後の世界では、人々がこれまでとは違ったレベルで「人と人とのこころのつながり」を基調とする生活を求め、始めることと予想します、それは、14世紀のペストという名の疫病蔓延の後に、人間性復活を掲げたルネサンスが起こったのと同様の現象です。この国には、古代の人々が暮らしたままの明日香村があり、そこで生きた当時の人々の生の声をそのまま伝えている万葉集が現存しています。