経営について

やがて古稀を迎える年齢になって、あらためて会社経営に新鮮な気持ちで向かうことにしている。松下幸之助の「実践経営哲学」が指南書だ。わかりやすく、しかも急所を適格に述べている点がいい。最近は、「ゆとりを持つ」という教えを学んでいる、すなわち、経営につきものの資金面であれ、また、売り上げや経常利益であれ、また、人事面であれ、目いっぱいで背伸びした状態で運営するのでなく、多少の余裕を常に持って事に当たれ、というもの。私にとっては、非常に含蓄ある言葉であり、それを身に着けていきたいと思う。