昨年に偶然知ることになったリチャード・ボナの曲を子守歌にして寝ることにしている。アフリカ・カメルーンの片田舎出身のジャズヒュージョン・ミュージシャンである、ギター、ベース、ボーカル、作曲とこなす。全く新鮮なのがいい、マネがない。その歌声は静かでいて心に響き、その楽曲はアフリカ大地の匂いがしてなお現代的、悲しみも喜びも表現しているが、特に悲しみを表現している曲がいい、例えば、「スニンガ」などなど。「僕が歌う歌は風がくれたメロディ」と日本語で歌っている曲もあることに感動した。新しい年は多難の年となろうとしているが、ボナの曲で心を慰めて、元気を養いたい。