いつもながらのことであるが、不動産業界の先行きについては景気のいい話を聞くことは少ない、ことに、弊社のように地方の町に位置している不動産会社仲間では、その企業規模も零細であり、将来に夢をもって前向きに経営する企業は非常に少ない、というのが現状。しかし、広く業界全体を見てみると、ITやAIといった技術(テクノロジー)を駆使して著しく伸びている若い上場企業(GAテクノなど)や、東京の中心地でユニークで顧客本位での分譲住宅やマンションの企画販売及び仲介業務ですばらしく業績を伸ばしている上場企業(オープンハウスなど)がある。やはり、ビジネスの業績というものはその業界によるのでなく、その企業の経営者の能力によって左右されるものであることが痛感される。